富士山8合目通過、20万人
環境省事務所7−8月調査
吉田口は10万8000人
赤外線で“実数”把握
環境省南関東地区自然保護事務所は八日、同事務所がまとめた七−八月の富士山の登山者数を発表した。八合目付近を通過した登山者は山梨、静岡両県合わせて約二十万人で、山梨側の吉田口登山道に限ると約十万八千人だった。同事務所が八合目付近の吉田口、須走口、御殿場口、富士宮口の登山道四カ所に設置した赤外線カウンターで集計した。
同事務所によると、カウンターは赤外線反射を利用して通過人数を記録し、日時、上り下りも判別可能。これまで登山者数は、登山口の車両数や六合目の安全指導センター通過者数を基に推計していたが、実数把握のため今年から本格稼働した。
四ルート全体の七月の登山者数は八万四百四十四人、八月は十一万九千八百四十八人で、計二十万二百九十二人だった。一日の登山者が最も多かったのはお盆前の八月六日(土曜日)で、九千八百四十五人に達した。
このうち吉田口登山道は、七月は四万七千七百六十四人、八月は六万四百八十三人で、計十万八千二百四十七人。最多は、マイカー規制開始直後の七月三十日(土曜)で、五千百六十一人に上った。
ルート別では、吉田口が最多で、富士宮口は約五万八千人、須走口は約二万五千人、御殿場口は約九千人。同事務所は「計測を続け、データを充実させたい」としている。
一方、吉田口登山道の六合目安全指導センター通過者は、七月一日−八月二十五日で十三万八人で、昨年同期より七千四百十八人少なく、三年連続で減少した。
山梨日日新聞 2005年(平成17年) 09月09日
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